中卒から公認会計士になるには

公認会計士の仕事内容

国が認めた会計のエキスパートが公認会計士です。

主な仕事として、企業が法律にのっとって会計上の処理を行っているかをチェックする「監査」を行います。

監査を行う、監査法人といわれる法人に就職する人のほか、一般企業に就職する人もいます。一般企業で働く場合は、会社の予算をどのように使うかといった、会社の経営戦略の方針を決定づけるような重要な仕事を任せられることが多いようです。

そのほか、会計に関する豊富な知識を活かして、コンサルティングとして独立開業するケースも多く見られます。

公認会計士になる方法

国家試験である公認会計士試験に合格しなければいけません。試験には1次試験と2次試験があり、2次試験に合格したのち、2年以上現場で実務経験を積みます。

その後、修了考査という試験に合格することで初めて公認会計士としての資格が与えられ、国に公認会計士として登録することができます。

受験資格

1次試験を受けるための年齢、学歴等の制限はありません。
1次試験に受かった人のみが2次試験に挑戦できます。

試験日

1次試験が5月と12月の2回。2次試験が8月に行われます。

受験科目

1次試験である短答式と、2次試験である論文式に分かれます。

それぞれで「財務会計論」「管理会計論」「監査論」「企業法」「租税法」「経営学」「経済学」「民法」「統計学」という科目があります。必須科目と選択科目があり、一部の科目を選んで受験することができます。

難易度

年によって増減はありますが、例年10%程度の合格率です。司法試験に次ぐ難易度の試験と言われています。

中卒から目指すためには

受験に制限がないので、中卒でも目指すことはできます。しかし、独学で合格するのは非常に難しい試験です。

もし仮に合格できたとしても、経験や人脈がない中でいきなり独立開業というのは現実的ではありません。そうすると、企業に就職する必要があるのですが、その際に中卒であることがネックになる可能性が非常に高くなります。

資格だけあるけれど、働き口がないという状況に陥らないよう、進学をした上で公認会計士を目指すことをオススメします。