中卒から中小企業診断士になるには

中小企業診断士の仕事内容

中小企業の経営状況を調べ、業績が上向くようにコンサルティングを行う仕事です。

コンサルティング会社で働く人や、独立開業をする人など、さまざまな場所で活躍できる仕事です。一般企業でも中小企業診断士の資格を持っていると優遇されるケースが多く見られます。

中小企業診断士になる方法

中小企業診断士になるには国家資格が必要です。

資格取得には2つのルートがあります。

ひとつめは中小企業診断士第1次試験および第2次試験に合格するルート。その後、15日間の実習を修了することで、経済産業省に中小企業診断士として登録できます。

ふたつめは、第1次試験合格後に、「中小企業大学校」か経済産業大臣に登録された登録養成機関で、「中小企業診断士養成課程」を受講するルートです。修了すれば第2次試験と実習が免除になり、中小企業診断士になれます。

いずれにせよ、まずは、第1次試験を受けることから始めましょう。

受験資格

年齢や学歴等に制限はありません。

試験日

第1次試験は例年8月に実施されます。第2次試験は筆記と口述に分かれていて、例年筆記が10月、口述が12月に行われます。

受験科目

第1次試験は以下の7津の科目から試験が行われます。

  • 経済学、経済政策
  • 財務、会計
  • 企業経営理論
  • 運営管理(オペレーション・マネジメント)
  • 経営法務
  • 経営情報システム
  • 中小企業経営、中小企業政策

第2次試験は、中小企業の診断と助言に関する実務実例に関する筆記試験と口述試験(面接)で構成されています。

難易度

近年、第1次試験の合格率は約25%。第2次試験も20%程度で推移しています。最終合格者はかなり絞り込まれるため、トータルみると相当な難関試験と言えます。

中卒から目指すためには

中卒のままでも目指すことは可能です。試験に合格できれば、中小企業診断士として登録できます。

しかし、合格後の就職のことを考えると、中卒のままというのはオススメできません。

中小企業診断士の資格を持っていれば、先々独立開業をして、コンサルティング業を営むことも可能です。

しかし、資格取得後、いきなり独立するというのは経験や人脈の面から見て、非常に厳しい選択です。絶対に失敗するとは言い切れませんが、かなり厳しい道になってしまうでしょう。

まずは、企業で中小企業診断士の能力を活かした仕事をして経験を積み、その後独立するほうがスムーズです。

企業に就職しようとしたとき、中小企業診断士の資格を持っていたとしても、学歴が中卒のままでは採用は難しいでしょう。

まずは学歴を大卒にする努力をして、その上で中小企業診断士の資格を取るという順序で勉強を進めることを意識しましょう。