中卒の履歴書の書き方 志望動機のポイント 面接の服装など

中卒履歴書の書き方、志望動機の書き方のポイント

中卒の場合、ほかの人と比べて履歴書に書くことが少ないのが悩みどころです。
スカスカの履歴書を見ているうちに嫌な気持ちになってしまい、働く気力も失せたなんて人もいるようです。

しかし、そこで諦めてはいけません。
採用担当者の意識を引く履歴書を書くための心構えとテクニック紹介します。

スカスカをマイナスと考え過ぎない

俗語で「履歴書が汚れる」という言い方があるのをご存知でしょうか?
これは、転職を繰り返し続けている人が職歴欄に記入することが増えていくことを指しています。

今は転職が当たり前の社会ですから、「汚れる」という表現は適切ではないのですが、年配の採用担当者などには転職が多い人をよく思わないことがあります。また、中途半端に経験がある人材よりも、まっさらな人を望むケースもあります。

中卒の人はこうした事実を踏まえ、履歴書に経歴がないことを恥ずかしく思いすぎず、これから成長する余地があるんだと自分に言い聞かすようにしましょう。

メリハリをつければ目に止まりやすい

真っ白な人材がいいからと言って、履歴書も全面真っ白ではいけません。
書くべきことがある部分にはしっかりと記入すれば、全体としてメリハリが生まれ、イメージがよくなるものなのです。

履歴書はおもに「基本情報」「学歴・職歴」「資格・免許」「志望動機やアピール」「本人希望欄」で構成されています。

中卒の人で免許や資格もない場合、「志望動機やアピール」欄に力を入れます。あまり細かく書きすぎると読みにくくなってしまうので、この欄の80~90%程度を埋めるように意識しましょう。

ただし、一生懸命書くのはいいですが、あまり熱くなり過ぎないようにしましょう。冷静な気持ちで「継続して働き続けたい気持ち」「その仕事に興味がある理由」などが書ければ合格です。

相手が求めるものを直接的な文章にする

求人を行っている側の希望に求職者がどれだけ応えられるかということは、採用の可否に関わる大きな要素です。

たとえば、シフト勤務のアルバイトに応募するとしましょう。

その場合、求人広告をもう一度見なおして下さい。
すると「土日入れる方歓迎」などのシフトに関する希望が見つかることがあります。

これを見つけたら、中卒の人は履歴書の本人希望欄に、「平日数日に加え、毎週土日の勤務を希望します」と、ハッキリ記載することをオススメします。

「貴社の希望のシフトで勤務いたします」と遠回しに書いても、意味は同じですが、直接的に書いたほうが目にとまりやすいものなのです。

これだけで採用の可能性は高まります。ぜひやってみてください。

学歴を詐称してしまうとバレる?

そもそも履歴書に中卒ということを隠してしまえば簡単に採用されるんじゃないか?
学歴を詐称したところでバレないんじゃないか?という疑問を持つ人がいます。

正直に答えると、「勤め先によってはバレるが、基本的にはほとんどバレない」というのが実情です。

たとえば、公務員になる場合や、規模の大きな企業に入る場合などは、卒業証明書の提出を求められます。一方、アルバイトや中小以下の企業の場合、卒業証明を求められるケースは少なく、バレることはめったにありません。

しかし、中卒という学歴を詐称することは絶対に止めましょう。

バレたときに解雇を通告されることがあるからや、社会的に許されないことだからなどというだけでなく、それ以上にやめておくべき理由があります。

それは、嘘をついた人の精神的負担が大きすぎるからです。

考えてみてください。

先々、上司や同僚と学生時代の思い出話になったときも、嘘をつき続けなければいけないのです。
また、もし、同僚や後輩にあなたが卒業したと詐称した学校の卒業生がいたら、どうしますか?

嘘は時間がたつごとにどんどんその人を苦しめることになります。

自分らしく生きていくためにも、学歴詐称は絶対にやめておくべきです。

中卒の面接対策 服装や言葉づかいなど 基本を押さえる

中卒の人が面接までこぎつけることができたら、かなり脈があります。面接では大きなミスをおかさないように、以下のポイントに注意して臨みましょう。

身だしなみ

どんな職種であれ、第一に気を付けることは清潔感です。
髪型やメイクなど、さわやかな印象にするよう心がけます。

スーツで行くべき?

アルバイトの場合は、シャツとパンツまたはスカートのような落ち着いた服装で行けばいいでしょう。ただし、アパレルの場合は、ある程度センスを見られるので、そのブランドの服を使ったコーディネートで行きます。

正社員の場合は、一律にスーツで面接に臨むのが基本です。

言葉づかい・マナー

明るくハキハキとした話し方と、入室から退室まで気を配ったマナー。
言葉にすると簡単ですが、これを身につけるのはとても大変です。
本を読んで勉強してもいいですが、一度しっかり習うことをオススメします。

高いお金を出してマナー講座に行く必要はありません。ハローワークでは頻繁にマナー講座が開かれているので活用してみましょう。

最終学歴、中卒ということをどう伝えるべきか?

学歴が原因で落とすつもりであれば、履歴書の段階ですでに落とされているはずです。
ですから、面接ではあまりひるまずにしっかりと中卒の理由を説明しましょう。

しかし、理由がネガティブ過ぎると、面接で落とされる可能性もあります。
以下、中卒の理由別に的確な対応を解説します。

家計によるものなど自分ではどうにもならない理由の場合

これについては、正直に話してしまうほうがよいでしょう。怖がることは何もありません。自分ではどうにもしようがなかったことならば、胸を張っていればいいのです。

人間関係による理由の場合

人間関係が原因でやめたとしたら、細かく理由を説明する必要はありません。「どうしても上手くいかない人がいたため中退した」などと少し遠回しな言い方をしておきましょう。

しかし、どんな職場であっても、コミュニケーションが上手く取れない人は採用されにくいものです。

そのため、その人とは上手くいかなかったが、ほかの人とコミニュケーションを取ることに問題はないということを強くアピールしましょう。

自分の性格や努力不足による理由の場合

「単純に面倒だから学校をやめた」「勉強をサボってたらついていけなくなったからやめた」。実際、こういう理由の人は多いでしょう。

そのままの考え方では、正社員はおろかアルバイトでさえ採用は難しいと考えてください。

さぼりがちで物事が続かない人にお金を支払う企業はありません。

まずは意識改革をしましょう。

そして、「過去はこうだったが、今では心を入れ替えた。しっかり働いて、先々高校に入り直すことも考えている」など、将来に向けて努力する姿勢を伝えることで、はじめて採用の可能性が出てきます。